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数学の大家で犯罪の帝王・モリアーティ教授と対決するに到ったホームズ。スイスのライヘンバッハの滝の崖の上で素手で取っ組み合い、二人とも滝つぼに転落してしまった・・・という有名な場面。 歴史小説家をもって任じていたドイルがホームズ物を続けるのが苦痛になり、ホームズを殺すことでけりをつけようとした、というエピソードはよく知られています。まあ、本気で二度と書かないつもりだったんなら、こんな中途半端な殺し方はしなかったでしょうから、多少は未練があったんだと思いますけどね(笑)。 実際、再開を求める読者の声に押されて「空き家の冒険」でホームズ復活と相成ります。 この話については個人的に思い出があります。私が初めてホームズシリーズを読んだのは、小学校高学年の時。友達の影響で読み出したルパンシリーズを読了後、仲良く隣のホームズシリーズに移行したのですが、「最後の事件」を読んだ友達、ホームズは死んでしまったのだと素直に信じ込んでしまったのでした。先に「空き家の冒険」を読んでいた私がホームズは生きているといくら主張しても信じてもらえず・・・。後で聞いたら、その後数年、ずっとそう信じていたのだそうです(笑)。 |