去 茶 喫

表題は、茶会でよく使った掛け物より。ちょっとお茶でも飲んでいきなさい、の意味。 これに「お茶を飲んで行ってしまえ、という意味ではありませんので念のため」と付け足すのが 某半東の十八番でした(笑)。

【'96上海国際茶文化祭】

切手

1996年 タンザニア発行

【陸羽】 ?〜804 中国・唐の茶の創始者。復州竟陵(湖北省天門県)の人。生まれは不明で捨て子ともいわれる。竟陵龍蓋寺の智積禅師のもとで育てられたが、僧になることを嫌って出奔。芝居一座の一員となったが、太守の李斉物の目にとまり、学問を授けられた。安禄山の乱ののち、呉興(浙江省)に移り住んで隠棲。この地で皎然という友に出会い、湖州刺史であった顔真卿の保護を受けた。著書に「茶は南方の嘉木なり」ではじまる『茶経』(3巻)があり、茶道の元祖として名高く、茶神として祀られている。

図案といい切手のでかさ(これでも実はきもち縮小)といい、いかにも中国発行の小型シートのおもむきなのですが、これがなぜかタンザニア発行。なんでまたこんな外貨稼ぎにもならなさそうな図案をわざわざ? というのが面白くてつい買ってしまったのでした(笑)。
陸羽については陳舜臣氏の『茶事遍路』(集英社)に詳しいです。
下は正真正銘中国発行の〈茶〉シリーズより。
切手

1997.3.14 中華人民共和国発行

切手

雲南省の茶の老木

1997.3.14 中華人民共和国発行

雲南省の南部には茶の巨木が多く、莽芝山にある「茶王樹」は諸葛孔明が植えたとする伝説がある。 南糯山の「茶樹王」は高さ5.48m、樹幅10.9×9.8m、幹まわりは4.34m、樹齢は800余年。野生樹か栽培樹かの断定は困難だが、半野生という可能性もあるという。

切手

金メッキの茶碾

1997.3.14 中華人民共和国発行

切手

恵山茶会図

1997.3.14 中華人民共和国発行

【香港茶文化】

切手

西冷紅茶

2001.9.9 中国香港発行

【普通切手 中西文化】

切手

缶飲料/茶筒

2002.10.14発行

【第20回全国菓子大博覧会】

切手

和菓子と茶筅

1984.2.24発行

手に入れた当時、お菓子を皿の模様と思いこんでしまい、どこにもお菓子がないじゃない、と不思議に思ってました・・・(苦笑)。

【日本茶800年】

切手

茶の花と茶器

1991.10.31発行

それまでお茶が無かったわけではないらしいですが、一般に広まるようになったのはやはり栄西が宋から持ち帰ってから(これが1191年)、ということです。
茶碗と茶筅の間にあるのは「水注」という煎茶の道具、と教えていただいたので(HIDEN様ありがとうございました)、調べてみたら、湯沸の湯加減を調節したり、水を補うために使われる道具だそうで、これは「仙盞瓶」という形のようです。
しかし、抹茶の茶筅と煎茶の水注が並んでるって、一体・・・???

【ふるさと切手・岡山県】

切手

備前焼水指(火襷水指)

1991.4.5発行

窯に入れるときに藁をかけて模様を出す技法を火襷というのです・・・よね?

【ふるさと切手・鹿児島県・薩摩焼400年祭】

切手

火計り茶碗

1998.10.1発行

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