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初めて見た瞬間、目が点になってしまった切手たちです(笑)。






チャド発行

一見して、何か変。はい、新幹線にしては先頭の丸い形がありません。
(東海道新幹線なんだろうに、名前が「オオサカ エクスプレス」ってのも変ですが。)
「変な新幹線」として結構有名な切手だったと思います(笑)。
ちなみに同じシリーズで「オリエント急行」「ブルートレイン(これも日本の?)」などもあり。
鉄道ファンが見れば、やっぱり妙なとこのある電車なんでしょうか・・・?







2000年 イタリア発行

さすがはイタリアというべきか・・・。上半身ヌードであります。
日本でこんな切手作ったらさぞかしえらいことになるでしょうね〜。
何かのシンポジウムの第5回記念らしい、というのには何となく見当がついたので、
こんな図案を使う会議って、一体どんなもの? と辞書を引きまくったのですが(笑)、
胸の病気に関する云々という部分が解読できただけで、詳細は不明・・・







1970.7.1 タイ発行

国際学習年シリーズの中の一枚。
スコータイ王朝第3代の王ラームカムヘーング大王が国民を前に教えているところ。 現在見られるタイ文字の創始者とされ、中国の元と友好を結び、版図をインドシナ半島のほぼ全域に 拡大した、なかなか偉大な王様であったそうです。
なんでそんな偉い王様が図案になっている切手がこのコーナーに登場するかといえば、 図案左端の女性に注目。他の二人の女性と比べると一目瞭然なのですが、彼女、上半身に何も身に つけておりません。つまりトップレス。当然ながら物議をかもしたそうであります。
とはいえ、私、指摘されるまで全く気付きませんでした。上の切手と比べりゃトップレスといったって 大したこと無いし・・・(笑)。
(出典:『切手に見るタイ』(安藤浩/文芸社))







1968年 ソビエト連邦発行

男同士の熱烈キッス・・・。
スキンシップの一種であるあちらでは大したことないのかもしれませんが、
日本人にはなかなか刺激の強い図案です、はい(笑)。
軍事行動とか軍事力がテーマらしいシリーズの1枚です。







1986.10.15 中華人民共和国発行

別に目が点になるような切手ではないと思います。
しかし、ぱっと見て、私、「守口漬?」と思ってしまったのですよ。
(樽の中に細長い大根がぐるぐると巻いて漬けてあるあれです;笑)。

ちなみにこれ、正しくは「福建民居」の切手です。
そう思って見てもあんまり家には見えなかったりしますが・・・







2000.9.15 スイス発行

子どもたちが描く未来、の4枚1セットより。「太陽の下の影」という題名だそうです。
日光が緑色というところが多少目を引きましたが、まあ、そんな色を使うこともあるかなと いう感じで、大して気にも留めていなかったのですが、
(余談ですが、学生時代、AETの先生(アメリカ人)と喋っていて、日本人は太陽を赤い色で描く、と言ったら、窓のところまで引っ張ってかれて、「あの太陽が赤く見えるの!?」と真顔で訊かれ ました。そりゃ確かに、昼間の太陽は赤い色してはいませんね。;笑)
ある時ふとじっくり見たら・・・こ、この家の窓、
五つ目小僧のお家が推定3軒。子どもってコワイ絵を描きますね・・・







2003年 タイ発行

背景が宇宙っぽかったので、最初見たときには、ああ、黄道十二宮のシリーズで、山羊座の切手 なんだな〜、と思ったんですよね。
でも、消印に隠れた字をよくよく見たら、「YEAR OF THE GOAT」って書いてある!
2003年がタイでは「ヤギ年」だったとは知らなんだですよ。







1923年 ドイツ発行

800 Tausend = 800,000。なんと額面80万マルク! この“800 Tausend”は加刷で、 元の額面は30ペニヒですから、実に2,700,000倍の値上がりということになります (1マルクは100ペニヒ)。
カバン一杯のお金を持ってカバン半杯分のコーヒーを飲みに行き、 飲み終わって勘定を払おうとしたら、カバン一杯分に値上がりしていた、という エピソードで有名な、第一次大戦後の超インフレ時代に発行された切手。
止まらぬインフレに、ついには“Milliarden”(=10億)と加刷された切手が発行されたそうで ・・・
こちら のサイトを参照させていただきました。この切手は載ってないですが。)
ちなみにDienstmarkeというのは、辞書によると、1945年まで使用されていた 「官庁専用郵便切手」のことだそうです。