【chéng】

《中華民国編》

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台北府城北門(承思門)

清朝末期の光緒10年(1884年)に完成した台北府城の、5つの城門の一つ。 日本の統治下で、城壁や西門、官衙などの建造物は破壊された。4つの城門は取り壊しを免れたが、 東門・南門・小南門の3門は改築されてしまい、当時の面影は残っていない。 陸橋建設工事の予定があった北門は取り壊しが決まっていたために改築が先送りになり、 その間に古跡保護の意識が高まったため、創建当時そのままの姿に残っている。

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1985.9.3発行

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淡水紅毛城

台北から北西に25kmのところにある淡水河の河口に近い港町・淡水の、市街地の北側にある緑豊かな小高い丘に立つ赤レンガの城郭。1629年にスペイン人によって築かれ、サント・ドミンゴ城と呼ばれた。 後にオランダ人が占領、さらに明の遺臣・鄭成功、清朝と所有者はかわり、1867〜1972年まではイギリス領事館として使われた。

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1985.9.3発行

同じ「台湾の遺跡」シリーズなので
《番外編》
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澎湖天后宮

台湾本島から西へ約40kmの台湾海峡上に浮かぶ島・澎湖島に建つ、1596年創建の台湾最古の媽祖廟(海の女神・媽祖を祀る)。福建建築様式造りで、ピンと跳ねた燕尾の屋根が美しく、内部の彫刻もみごと。清の康煕帝から賜った額や、オランダ人を駆逐したという記念碑など貴重な史跡も残る。

1986.11.14発行

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