Year of Monky

          

【ふるさと切手・長野県】

切手

お猿の温泉

1989.4.1発行

長野県下高井郡山ノ内町にある地獄谷野猿公苑。ここにくる野生のニホンザルは、温泉に入るという珍しい習性で知られている。この地獄谷温泉は、地元でお猿の温泉と呼ばれて親しまれているとか。
切手の原画作者は柳沢京子さんというきりえアーティスト。

ニホンザル : 霊長目オナガザル科。顔としりが赤く尾が短い日本特産のサル。ヒトを除く現生霊長類中、最北限に分布し、青森県下北半島はその北限地として有名である。体毛は背側が淡褐色または暗灰褐色,あるいはくすんだオリーブ色などで、腹側は白く、手足の背側が黒っぽい。 雄は体長55〜60センチメートル、体重10〜18キログラムになり、雌は小形である。群れをつくって生活しており、果実、若芽、種子などの植物性食物を中心に、昆虫、クモ、カニ、鳥の卵のほか、海岸にすむものは貝も食べる。

【ふるさと切手・大分県】

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高崎山の猿

1989.8.15発行

高崎山は大分県の大分・別府両市の境にある山で、野生のニホンザル生息地(天然記念物)。1952年に餌付けされ、東麓の万寿寺別院境内に集まる。
切手の原画作者は富永一朗さんという漫画家。
ちなみにサルが持っている緑の実はカボスだそうです(笑)。

【国定公園シリーズ・明治の森箕面国定公園】

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箕面の滝

1973.3.12発行

大阪府箕面市北部の箕面山一帯を占める国定公園。1967年に指定された。高さ48mの箕面の滝、中世修験道場として開かれた滝安寺などがある。野生のニホンザルで都市部の近くに生息しているのは珍しいことから、1956年に国の天然記念物に指定された。

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1974.2.1 香港発行

香港芸術祭の切手。京劇の孫悟空のお面だということです。

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ハイイロジェントルキツネザル エリマキキツネザル

1961.12.9 マダガスカル発行

ハイイロジェントルキツネザル : 霊長目キツネザル科。体長は約35cmで、尾もほぼ同長。体重700g〜1kg。体毛は緑がかった灰褐色でふさふさと厚く、家族単位の小さな群れをつくる。タケの混交する森林にすみ、昼行性樹上生活者で、リスのように機敏に動き、果実、葉、タケノコを食べる。

エリマキキツネザル :霊長目キツネザル科。体長55cm、体重約4kg程度。毛色は白と黒に分かれ、顔のまわりには長いふさ毛がエリマキのように生えているのが特徴。キツネのようにとがった鼻鼻を持ち、嗅覚は鋭い。家族単位の小さな群れで生活する。昼行性樹上生活者で、主に果実類を採食するが、木の葉や花なども食べる。樹上に簡単な巣を作り、そこで子育てを行う習性がある。

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フィリピンメガネザル

1969.1.8 フィリピン発行

ボホール島を中心にフィリピン中南部に生息するメガネザル科のサル。尾を除く体長は10〜15センチ程度で夜行性。寿命は10年以上とされるがストレスに弱い。国際自然保護連合は環境の変化によって絶滅の恐れがある「準絶滅危惧種」としている。

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1971.7.26 コンゴ共和国発行 1971年 リベリア発行

サバンナモンキー

霊長目オナガザル科。地上性が強く、サハラ砂漠以南のアフリカ大陸のサバンナ地帯に広く生息している。地方差が大きく、グリベットモンキー(中央部から東部)、ベルベットモンキー(南部)、ミドリザル(西部)の3種に分類する考え方もある。体長 45〜53cm、尾長約50cm。体毛は灰色がかったオリーブ色で、顔は黒、頬の毛は比較的長くて白い。川辺の林を好み、かなりの時間を地上で過ごす。果実、草の実、木の葉、昆虫などを食べ、10〜50頭の複雄群をつくる。

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ブラッザモンキー

1985.12.10 ケニア発行

霊長目オナガザル科の旧世界ザル。額の部分に半月状の橙黄色の毛があり、その後部は黒く縁取られている。口のまわりには長く白いひげをもつ。頭胴長43〜60cmの中型のサルであるが、オナガザル属の中では大型のほうである。カメルーンからウガンダ、ケニア西部に至る広域に分布し,沼沢林や川辺林に生息,樹上性であるが水泳は巧みである。昆虫なども食べる雑食性だが果実食の傾向が強く,土食いの習性も知られている。

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オランウータン

1979.1.4 マレーシア発行

霊長目ショウジョウ科。orang-utanはマレー語で森の人の意。全身赤褐色の長毛におおわれ、尾はない。アジアの唯一の大型類人猿で、インドネシアのボルネオ島とスマトラ島のそれぞれに生息する2亜種があり、生息地はこの2島の熱帯降雨林に限られている。雄は身長140cm前後、体重約75kg。成長すると頬部にひだのような広がりができる。雄は雌は115cmほどと小さく、ほおの隆起がない。

【絶滅に瀕した動物】

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1960.7.31 ベルギー領コンゴ発行 2001.5.10 ドイツ発行

ゴリラ

霊長目ショウジョウ科。最大の霊長類で雄は身長約2メートル、体重は300キログラム近くまで達する。雌は最大150cm。全身黒褐色。成長した雄は背中の毛が白くなり、シルバーバックと呼ばれる。2亜種があり、ローランドゴリラは、カメルーン、コンゴ、ガボン、赤道ギニアなどの低地多雨林に分布するのに対し、マウンテンゴリラは、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部、ウガンダ南西部、ルワンダ北部の山地林に生息する。樹上、地上両様の生活様式をもつが、より地上性に傾いている。野生のセロリなど草本の葉や茎、タケノコ、木生シダの葉柄など繊維の多い食物を主食とする。集団の平均は11頭で、単雄複雌の構成を基本とする。通常はもの静かな動物であるが、緊張すると両手で胸をたたき(ドラミング)、遠距離まで届く音をたてる。 両亜種とも絶滅が心配され、厳重に保護されている。

解説はコトバンクの検索結果より

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