Baseball  
     

■ 日本編

【第50回高校野球選手権大会】

切手

記念の人文字    投手と優勝旗

1968.8.9発行

【第33回国民体育大会】

切手

軟式野球に槍ヶ岳

1978.10.14発行

【第50回都市対抗野球大会】

切手

黒獅子を配したボールと選手

1979.7.27発行

【日本プロ野球50年】

切手 切手
投手      打者 球場のイメージに
プロ野球創設者正力松太郎像

1984.11.15発行

カタログには「投手」「打者」としか載っていなかったのですが、どちらも戦前の名選手で、投手は巨人の沢村栄治、打者は阪神の景浦将だそうです。
ちなみにこの切手の発行を巡っては、読売及びプロ野球機構が常識はずれの大騒ぎを繰り広げたのだとか。なにやら、FA制度導入や、ドラフトへの逆指名導入の時などを彷彿とさせる話で・・・ こういう姿勢って、今に始まったことではないのですね〜(ため息)。

そもそも読売巨人軍が単独で「巨人軍50年」切手の発行を申請したのがことの発端。しかし、一球団のための切手を発行できるはずもなく、結果は却下。そこで今度はプロ野球機構の下田コミッショナーの主導の下、「プロ野球50年」の記念切手発行を求める路線に変更するも、パ・リーグ関係者からは「プロ野球の50年は(職業野球連盟の発足から起算して)1986年のはず」との異論が続出。最終的に、コミッショナーとセ・パ両リーグ会長、12球団代表から構成される実行委員会が1984年をプロ野球の50周年とすることで合意、郵政省に切手の発行を申請。郵政省も「プロ野球50年」ならばということで申請を受理し、記念切手の発行を決定。
ところがプロ野球機構では、3月はじめの50周年企画委員会で、切手のデザインを「正力松太郎と王貞治」として勝手に“内定”し、スポーツ新聞各紙に発表。図案の決定権を持つ郵政省は「正力松太郎は読売新聞社創業者としてのイメージが強く、民間企業の宣伝になるので切手の図案になりえない」「王貞治氏に関しても、切手には生存中の人物は描かないのが大原則だ」と発表するなど対応に追われ、 結局、押し切られる形で、正力松太郎像を配する切手も発行。
読売新聞はこの「プロ野球50年」切手発行を異例の大きさで記事に取り上げ、「故正力松太郎読売新聞社社主が郵便切手に登場」とやった、のだそうで。

出典は、内藤陽介氏のブログ(最初に読んだのは別のサイトでだったのですけど、閉鎖されてしまいましたので・・・)。

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