Rod Gilfry

DVD

「My Heart is So Full of You」

キャリアが長い割に、オペラ・アリアでも歌曲でもソロCDってものが存在しないギルフリー。唯一それらしいのがこのキャバレー・ショーのライブDVD(CD版もあり)。自主制作盤みたいなものらしく、公式サイトのリンク先からのみ注文可のようです。
ガーシュウィンとかロジャーズ&ハマースタインの曲ということはミュージカル・ナンバーなのかな、と見当をつけましたが、ほとんどは知らない曲。でも、現代音楽入った歌曲なんかよりはそっちの方が聴きやすい私、半ば好奇心で注文してしまいました。
スライドショーやバックステージの映像なんてのはついてましたが、ブックレットは無くて曲名リストが1枚入ってるだけ。余談ですが、「こうもり」の名古屋公演の後、そのリストの裏にサインをもらったのですけど、持ってる人間が珍しかったのか、○○さんへ、って私の名前を入れてくれたんでした。

しかし、正直に白状すれば、その時点ではこれ、やみつきになってしょっちゅう見ているDVDではなかったのですよね・・・(汗)。
理由その1。当然ですが字幕がありません。歌と歌の間をトークでつなぐ構成なのですが、私のお粗末な英語力では、3分の1についていくのがやっと。おのろけあり親馬鹿ありでなんとなく面白そうなのは分かるのですが、肝心のオチが分からなかったり、どうしてそのオチになるかが分からなかったり。覚悟してたとはいえ、お客が笑ってるところで笑えないというのはかなりストレスフルなので、当然なかなか手が伸びず。

でもまあ、これは台所仕事のBGM代わりに3回まわりほど流したら、7割程度は聞き取れるようになりました。細かいところが分からないのは相変わらずですが、そのくらい分かればまあ楽しめます(どこかの時点で英語力が格段に向上したわけではなく、そもそもナチュラルスピードよりは大分ゆっくりなのにこの体たらく、というのが正しい。こちらの記事で知ってる話題が多かったこともありますし。)なんだってドン・ジョヴァンニのセレナーデが入ってんのかと思ったら、お子様が赤ちゃんの時、大人しくさせるのに歌ってた曲だったとは・・・(笑)。
ユーモアたっぷりのトークで(だてにラジオ番組なんか持ってたわけじゃないですね)、つくづくこの人はエンターテイナーなんだな〜、と思います。ステージドアで見てるとほんとに気さくで茶目っ気のあるおじさんで、何がどうなるとあのおっかないスタンリーになるのかしらんと首を傾げたもんですが、これが地なんですね。歌詞に“wink”ってあるところでほんとに片目つぶっちゃったり、「ベサメ・ムーチョ」では自分でギター弾いちゃったり。

しかし、理由その2は実は、歌にあったんでありました。出だしは普通に聞けるのに、どうも歌が後半にかかると違和感がきつくなってきて。オペラ的な歌唱でないのは分かる(お遊びでやってるところはありますが)けど、ビブラートがきついのか、歌い方にもう一工夫いるのか、と相当首をひねりましたが・・・。どうやら、マイクに対してちょうど良くない声というか、声のサイズがマイクでとらえられるキャパを超えている、ということみたいです。自主制作盤の限界なのかな(スタジオ録音では全く気にならないので)。

ただし、1曲だけ、初っ端から気に入った曲がありました。“If I Had My Druthers”(“もし違った選択をしていたら”って意味のイディオムらしい)。「リル・アブナー」というミュージカルの曲。ミュージカルの内容も歌詞の意味も知らないのですが、アップテンポの曲で声張り上げなくてもいいので、ちょうどいい感じに力が抜けて聞こえるみたいです。モノによってはミュージカル・ナンバーもいけるじゃない、とこの分野のCDに目をつけるきっかけになったのがこの曲。「ニューヨーク・ニューヨーク」なんか(替え歌じゃなくて)普通に歌ってたら合ってたんじゃないかと思うんですけど。

追記:リセウ(!)でやったショーのビデオクリップを、劇場がYouTubeにアップしてくれたので、リンクしておきます。曲は「The Most Happy Fella」より“My Heart is So Full of You”。DVDのタイトルもこの曲からですね。ジョーの歌う曲ではないので、舞台では歌えないはずですが。(このミュージカルについては、こちらのページを参照しました。)
追々記:BBC Promsで歌った「南太平洋」より“魅惑の宵”がアップされたので、これもリンク。

すこーんと明るい声のテノールをこよなく苦手とする私、バスやバリトンもしっかり低い方が好み。というわけで、ハイ・バリトンでしかも声の輪郭が柔らかいというか、多少くぐもった感じに聞こえるこの人の声、私にとっては確実にマイナスのはずなのですが・・・。なんでやみつきになって聴いてるのか、正直首をひねってたりします(苦笑)。英語のせいか、こういうレパートリーの方が素直に聴けるような気も・・・。
とかいいつつ、ガンの“If Ever I Would Leave You ”もいいなあ、なんて思ったりしてしまう私ですが。 (「キャメロット」がらみでまた余談。ギルフリーが1996年に歌った時、アーサー王役はパトリック・スチュワート(スタートレックのピカード艦長を演じた俳優さん)でこれが歌デビューだったそうです。王妃役はジェニファー・ラーモア。)

ところでその後の「こうもり」おっかけ中、浜松でCD売り場を見たらこのCD版が、びわ湖ではDVDも売ってました。他に選択肢がないもんね、と思わず苦笑(スコウフスのソロCDなんか全部持ってこれないでしょうけど)。しかし、コレクターズアイテムとしてはともかく、ふつーのオペラファンがこれ買って楽しめるのか、はなはだギモンだと思いますが・・・。

CD

Bernstein  「Wonderful Town」

という次第で、最初に目をつけたのがバーンスタイン作曲ミュージカルのこの全曲録音。ディスコグラフィーによると、ギルフリーはガイドと第1の同僚編集者、フランク・リッペンコットを歌っているとのこと。それって思いっきり脇役じゃん、と思いながら1曲目の「クリストファー・ストリート」を試聴したところが、いっぱつで気に入ってしまい購入と相成りました。まあ国内版も出てるのに、海外版の中古、というところが微妙に気合いの入らなさを反映してたりもしたわけですが。

まあ英語のブックレットを読むのが面倒くさかったというのが大きかったのですが、最初のうちは、グリニッチ・ヴィレッジってあれかな? と「裸足のグリニッチ・ヴィレッジ」(本間千枝子『アメリカの食卓』)など思い出したりしながら、ただ聴き流すだけでした。英語なのでなんとなく雰囲気は分かるところはあるし。そのうち、曲だけ聴いてて十分に楽しいものだから、ストーリーは割とどうでもよくなってしまったりして(苦笑)。洋楽で、歌詞がさっぱり分からなくても気に入っちゃう曲があったりする、あの感覚。「コンガ!」とか「スウィング」のノリの良さには、つい聴きながらリズムとっちゃいます。

曲だけ聴いてて一番感じがつかめたのが、初っ端の「クリストファー・ストリート」。ガイドが観光客の一団引き連れて、街を(後半では住人も)案内して回るという曲。「こちらへ!」とか「右に見えますのは〜」なんて喋りがうまく曲にのっていて、英語のリズムの良さが堪能できて大好きです。ガイド役のギルフリー、たまには声色変えて楽しそう。

「何という無駄」も好きな曲。原稿を持ち込んだヒロインが、あんたみたいなのはいくらでも来るんだよ、とっとと田舎に帰った、と編集者に追い返される場面。追い返す編集者役がハンプソンで第1の同僚編集者がギルフリーなので、一度に聴けて便利というのもあるんですが(笑)、“marvelous singer - big baritone.”とか“Came to New York, aimed at the Opera, sing "Rigoletto" his wish,”なんて他ならぬハンプソンが歌うのがめちゃ可笑しい。2枚目役であるからか、どうも他の2人の同僚編集者と比べてハンプソンの歌唱は真面目くさって聞こえるんですが、その真面目調のまま最後に“Fish!”と叫んでくれるのがまたウケるのなんのって。

ギルフリーの出番の最後は「カンバセーション・ピース」で、歌は無いですが、空気読めずに一人でしゃべりまくるドラッグストアの店主役。これまた声色変えてて、一瞬分からなかったくらい。脇役ではじけてるのを聴くのもなかなか楽しいもんです(笑)。

ここの喋りがよく分からなかったのがきっかけになって、ライブラリーで国内版のブックレットなど探して読んでみました。やはり1930年代のニューヨークはグリニッチ・ヴィレッジが舞台。姉は作家、妹は女優を目指して故郷のオハイオから出てきた姉妹を中心に起きるドラマというのが一応のストーリーということです。きちんと起承転結があるストーリーというわけでもなく、それぞれの場面を楽しむという構成のよう。
キャストはオペラ畑とミュージカル畑の混成のようですが、ハンプソンとギルフリー以外は知った名前が無いので・・・。主役の二人の姉妹を演じているのは、キム・クリズウェルとオードラ・マクドナルドというブロードウェイのスターだそうです。「カンバセーション・ピース」では夜の女王のパロディーかと思うような素っ頓狂なコロラトゥーラがあったりするので、声楽的テクニックもないと歌えないでしょうね。

ちなみに指揮のサイモン・ラトル、2002年のジルヴェスター・コンサートでもこの曲を振ってまして、DVDにもなっています。クリズウェル、マクドナルド、ハンプソンの主役3人はCDと同キャスト。脇役クラスも結構同キャストのようですが、ガイドは・・・まあ大晦日にわざわざベルリンまで行って歌う役でもないでしょうし。てことでこちらは買ってません(笑)。
「コンガ!」だけYouTubeに上がってたので見ましたが、初演を歌ったロザリンド・ラッセルのとか、割と最近ブロードウェイでこれを歌ったドナ・マーフィーの「スウィング」なんかを見てると、本物の舞台の映像の方がやっぱり面白そうです。しっかし主演女優にここまでやらせるのね〜!

CD

Romberg  「The New Moon」

シグマンド・ロンバーグが1928年に作曲したブロードウェイ・オペレッタ。
このページの試聴コーナーで聴けたのが気に入って、どんな演目かも知らずに買ったのですが、私がもの知らずなだけで、「恋人よ我に帰れ」、や「朝日のようにさわやかに」は有名なスタンダードナンバーなんだそうです。こちらのページで「恋人よ我に帰れ」の訳詞が読めます。翌日分に「朝日のようにさわやかに」がありまして、さりげない最後の1行に、お腹抱えて笑い転げた私でありました。)

2003年にシティ・センターの「アンコールズ!」(過去のブロードウェイ・ミュージカルをコンサート形式で復活限定公演するシリーズだとか)で上演、翌年スタジオ録音したもの。オリジナルのスコアに忠実な録音はこれが初めてなんだそうで。上演についてのレビューも読めました。

例によってろくろくブックレットも読まずに聴き流すところから始めたので(そしてやっぱりそれで十分楽しめてしまったので)、えらいド演歌な曲だなこれ、なんて思ってた曲が、後で「朝日のようにさわやかに」だったのが判明したりした次第。ちなみに、えらく立派な声だと思ったら、これを歌ったBrandon Jovanovichという歌手さんもオペラの人だったのでした(2007年のタッカー・ガラの映像など)。
二度も映画化された人気作なんだそうで、映画のあらすじの方は読めたのですが、どうも原作のオペレッタとは微妙に違っているみたい。(歌詞全部、一応ネット上にあります。)

18世紀ルイジアナの農園を舞台に、お嬢様マリアンヌと使用人ロベール(実はフランス革命で祖国を追われた貴族)の恋の物語。ギルフリーはロベール役。ということで思いっきりストレートなラブソングが聴けます。個人的には船長の歌を邪魔するシーン(使用人のくせにえらい生意気;笑)とか、ロベールをつけ狙うリボー子爵に捕まってしまう場面とかの方がツボだったりするんですが。コミカルな場面とロマンチックな場面とのメリハリがあって楽しめる作品です。

この人のこの分野でのCD全曲録音は、あとヴァイル作曲の「フローレンスの熱血漢」(ベンヴェヌート・チェリーニが主人公だそうです)がありますが・・・。初演は大失敗だったというこの作品、隠れた名作という話も聞かないし、私にとっては題材が題材、まあ当分手を出すことは無さそうです。

CD

Rossini  「L'Inganno Felice」

ディスコグラフィーを眺めていて、ロッシーニの録音なんかあるの!? と目がとまった1枚。「理髪師」のフィガロを舞台で歌ったことがあるのは知ってましたが、ロッシーニ歌いじゃなくてもこの役は歌うし、そもそも舞台でフィガロ歌わない歌手も「何でも屋」のアリアだけは歌いますし。リチャード・タッカー・ガラでの「町の何でも屋」も見ましたが、いろんな意味で笑かしてもらったというか・・・ま、私の中では“ネタ”扱い。

聞いたことない演目なので一応調べてみたら、こちらのサイトであらすじが読めました。ブッフォ役で、早口二重唱もあるというのに思わず気持ちが動く私(笑)。映像で見たことがないオペラの全曲録音なんぞ絶対買わないのですが、これだけマイナーなオペラなら、まず映像化されることはあるまいし、1幕もののファルサなのでCDは1枚。これなら伊英対訳のリブレットと首っ引きで聴く羽目になってもまだ耐えられるかな、と。見た限りでは一人で足を引っ張っているという評もなかったので(笑)、手を出してみてもいいかな、て気になってしまいました。

1996年ポワシー劇場でのライブ録音だそうです(演奏会形式かな?)。ミンコフスキのロッシーニというのも珍しいのじゃないかと思いますが、それにしてもマシス、ヒメネス、スパニョーリ、レガッツォときてギルフリーってのはどういうキャスティングなんだか(ほかの4人て今でも一線でロッシーニ歌ってますよねえ)。

まずアリアから聴いてみたのですが、初っ端からいきなり既視感。こ、これって「チェネレントラ」じゃん! ちょっと変えたらアリドーロのアリアの出だしじゃないですか。“Una voce” って歌い出しがまた「理髪師」のそれによーく似てるし。ロッシーニって転用が多いというのは聞いてましたが、なるほどねえ、と思わず納得。
聴いてみた感想ですが、意外に技巧的な点にも特に違和感はなく、私の耳にはちゃんとロッシーニに聞こえました。結構器用なんですね。バリトンにしてはえらく高い音があるというのは知ってまして、当該部分だけは一時期YouTubeに上がっていたバリトンの高音聞き比べ企画で聴いたことがあったんですが、どっちかってと最低音がめっちゃ苦しそうです(笑)。
スパニョーリとの早口二重唱も堪能しました。ダンディーニとかマラテスタとかも歌ったことがあるそうですが、音だけでも残ってたら聴いてみたいくらい。

役のバトーネは悪役オルモンドの手下。しかし公爵につかまったのをこれ幸いと、オルモンドがヒロインを狙う理由を誘導尋問で白状させ、それを手柄に最後にちゃっかり許してもらうという、一種レポレッロ的な役です。とりわけフィナーレの場面にその小者っぽさがよく出てて、これも面白かった。

その他のキャストでは、紅一点のマシスがとりわけ好みの声で気に入りました。全体にテンポがよく、他にもいろいろ転用があるのか何か全く初めてという気もしなかったりで、音だけでも結構楽しんでいるCDになっています。

余談ですが、合唱なしでソリスト5人だけって演目なんだから、ブックレットには全員の写真を並べたって良かろうにと思うのですけど、スパニョーリとレガッツォが写真なしです。

ところで、「こうもり」のプログラムのキャストプロフィールに“40あまりのレパートリー”とあったので、そんなにあったっけ、とちょっくら調べてみました。なるほど“バロック作品から自身のために書かれた作品まで”幅広いわと納得。

出所は、今世紀の分はほぼ公式サイト(Role Debutも、そう明記してあったもののみ)。まあ、スケジュールの欄、キャンセルした共演者がそのまま載ってたりするし、最近とみに公演が終了してから掲載されてるので、どこまであてになるのか知りませんが。

それ以前の分も大体公式サイトから拾ったのですが、穴が空くところが気になって、埋めようと検索をかけていたら収拾がつかなくなりました・・・。データベースのあるMETとかROHには滅多に出ないし、しょっちゅう出てるLA Operaにはデータベースがないし(と大嘘を書きましたが、私が探し出せなかっただけでちゃんと存在しました。)。出演年は大体初役に近いであろうところを拾ったつもりですが、その限りでないところも。
「ロミオとジュリエット」(カサロヴァの公式サイトでもウラがとれました。この時ステファノだったそうです。しかしアライサ良いなあ〜。)とか「ホフマン物語」(バリトンの役なんかあったっけ? と思ってたせいで、検索で引っかかってきても何かの間違いだろと思って長らくスルーしてました。どう見てもコッペリウスですねえ。)はYouTubeがネタ元。「カプリッチョ」は舞台写真がネタ元です。

これはレパートリーとは言わないだろ、と思って入れませんでしたが、初めてオペラの舞台に立ったのは1986年のLA Opera旗揚げ公演の「オテロ」(タイトルロールはドミンゴ)で伝令だったそうです。
作曲者 作品名 役名 出演年 備考
モンテヴェルディ ウリッセの帰還 ウリッセ 2001 München
ラモー 優雅なインドの国々 オスマン/ユアスカル
/ アダリオ
2003 初役 Zurich
グルック トーリードのイフィジェニー オレステ 2001 Zurich DVD
モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ グリエルモ 1992 CD/DVD
フィガロの結婚 フィガロ 1986 Hamburg
伯爵 1993 CD/DVD
ドン・ジョヴァンニ ドン・ジョヴァンニ 1994 CD/VHS
魔笛 パパゲーノ 1993 LAO
弁者 2001 Zurich
ロッシーニ セビリアの理髪師 フィオレッロ 1987 San Diego
フィガロ 1991 LAO
チェネレントラ ダンディーニ 2000 LAO
幸福な間違い バトーネ 1996 CD
ベッリーニ 海賊 エルネスト 1992 Zurich
ドニゼッティ ドン・パスクワーレ マラテスタ 1995 LAO
愛の妙薬 ベルコーレ 1999 LAO
シューマン ゲノフェーファ ヒドゥルフス 1996 CD
ヴェルディ ファルスタッフ フォード 1990 LAO
ドン・カルロ ポーザ公 2004 初役 San Diego
グノー ロミオとジュリエット メルキューシオ 1990 Zurich
ファウスト ヴァランタン 1995 LAO
オッフェンバック ホフマン物語 悪漢4役 1988 LAO
ジェロルスタン女大公 ポール殿下 2005 初役 LAO
J. シュトラウス2世 こうもり アイゼンシュタイン 2000 初役 Dallas
ファルケ 2008 Japan
チャイコフスキー スペードの女王 イェレツキー 2001 Zurich
エフゲニー・オネーギン オネーギン 2002 初役 Santa Fe
オルレアンの少女 リオネル 2006 初役 SFO
マスネ マノン レスコー 1999 SFO
プッチーニ 蝶々夫人 ヤマドリ公 1986 LAO
シャープレス 1996 LAO
ボエーム マルチェッロ 1997 LAO
ドビュッシー ペレアスとメリザンド ペレアス 2004 初役 DVD
R. シュトラウス エレクトラ オレスト 1991 LAO
カプリッチョ 伯爵 1998 Glyndebourne
インテルメッツォ シュトルヒ 2008 Zurich
プゾーニ ファウスト博士 ファウスト 2004 初役 SFO
レハール メリー・ウィドウ ダニロ 2003 Zurich DVD
アルファーノ シラノ・ド・ベルジュラック ド・ギッシュ 2007 初役 Valencia
ブリテン 真夏の夜の夢 デメトリアス 1988 LAO
ビリー・バッド ビリー・バッド 1994 Genève
ピーター・グライムズ ボルストロード船長 2009 San Diego
メシアン アッシジのフランチェスコ フランチェスコ 2008 Amsterdam DVD
ツェムリンスキー 白墨の輪 Tschang-Ling 2003 初役 Zurich
W. リーム エディプス王 エディプス王 1991 初役 Santa Fe
D. カタン アマゾンのフロレンシア リオロボ 1997 LAO
トーマス・アデス テンペスト プロスペロ 2006 初役 Santa Fe
アンドレ・プレヴィン 欲望という名の電車 スタンリー 1998 世界初演 DVD
ニコラス・モウ ソフィーの選択 ネイサン 2002 世界初演 ROH
Deborah Drattell Nicholas and Alexandra 皇帝ニコライ 2003 世界初演 LAO
Danielpour & Morrison Margaret Garner Edward Gaines 2005 世界初演 Michigan
リビー・ラーセン Every Man Jack ジャック・ロンドン 2006 世界初演 ソノマ
ワイル フローレンスの熱血漢 チェリーニ 2000 CD
バーンスタイン ワンダフル・タウン ガイド他3役 1999 CD
タヒチ島の騒動 サム 2008 München
ロジャーズ &
ハマースタイン
オクラホマ! カーリー 1990 LAO
回転木馬 ビリー 2000 Hollywood Bowl
南太平洋 エミール 2009 Golden Gate Theater
フランク・レッサー The Most Happy Fella ジョー 2001 L.A. Reprise!
ラーナー & ロウ キャメロット ランスロット 1996 Hollywood Bowl
ロンバーグ ニュー・ムーン ロベール 2003 CD

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